どうも尾野寺です^^
終身雇用の制度が崩壊しかけ、一つの会社だけに身を委ねることに対して不安を覚えている新入社員も多いかと思います。そもそも入社1年目の給料では生活していくのがやっとという人がほとんどだと思います。
本業の収入の他に副収入があれば経済的にも精神的にも楽になりそうですよね。いまだに新入社員は本業に専念すべきという風潮が残っていますが、僕は新入社員こそ副業を勧めています。ただ入社1年目の新入社員が副業やダブルワークを始める上で気をつけなければならない事もあるのが事実。
本記事では、新入社員や新人の副業・ダブルワークについて解説していきます。
【動画】新入社員こそ副業をすべき理由3選!ダブルワークする際の注意点も
新入社員・新人が副業しても問題ないのか?
副業ブームが来ている昨今、約56%の入社1年目の新入社員が副業をしたいと思っていることが、産業能率大学が行った2018年の調査によって明らかになりました。
1年目だと入社した会社で出世しようと意気込んでいる人が多いように思えますが、現実は副業志向が過半数を超えているなんて意外に思う人も多いと思います。
さて、『新入社員が副業・ダブルワークしても問題ないのか?』という問いに対しての答えは
全然問題ありません!
です。
2018年1月には厚生労働省が「モデル就業規則」を改定し、副業・兼業に関する項目を追加しました。
第14章 副業・兼業
(副業・兼業)
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合引用:モデル就業規則
元々は「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」といった副業を禁止するような項目がありましたが、改定によりその項目は削除されました。
つまり、法的にも副業をすることは全然問題なくなったのです。
中には会社で副業を禁止しているようなところもありますが、副業が会社にバレたからといって会社側としては解雇する法的拘束力は無いということですね。
ただ、事前申請すれば副業OKとしている会社ならば、きちんと申請しておいたほうが良いでしょう。
心の中にモヤモヤがある状態で副業していても楽しくありませんからね。
会社に副業の申請を出すことで、スッキリした状態になり成果も出やすくなりますし、会社との信頼も失わないのでベストです。
新入社員・新人に副業やダブルワークをオススメする理由
僕が新入社員こそ副業やダブルワークをすべきとする理由を紹介していきます。
経済的・精神的余裕が生まれチャレンジできる
当然のことながら副業することで収入が増えますよね。
本業の収入の他にプラスで月5万円の収入があるだけでだいぶ生活しやすくなります。
貯金もできますし、さらなる自己投資もできますし、経済的に余裕が生まれて来ます。
そのために副業を始める人がほとんどだと思いますが、経済的余裕が生まれるだけでなく、財布が潤うと精神的な余裕にも繋がって来るのです。
心に余裕が出てくると、自信が出て来ますし、自信がある人は仕事をしていても信頼されやすくなります。
ですので結果的に本業の会社でも仕事を任されるようになるので、良い循環が生まれて来るのです。
さらに自分の成長、会社の成長にはチャレンジが必要ですよね。
一方でチャレンジにはリスクも伴うので、金銭的・精神的余裕がない状態だとなかなか挑戦できないものです。
副業という収入源を確保しておくことで、失敗を恐れなくなり、挑戦する回数も増えてきます。
挑戦しない人と挑戦する人だったらどっちのほうが成果を出すと思いますか?
答えは明確ですよね。
ただ、やみくもに挑戦するのではなくて、勝算を立てた上で挑戦しましょう。
勝算が立っていたら誰でも挑戦するんじゃない?と思うかもしれませんが、意外にも勝ち戦なのに挑戦しない人のほうが多いんですよ。
スキルアップに繋がる
副業の種類に寄りますがスキルアップに繋がります。
スキルアップに繋がる副業はこちらの記事でも紹介しているのでご覧ください。
今の時代、ITスキルは確実に必要なスキルです。
大きい会社の新入社員だと責任感のある仕事は任せられないので、なかなかITスキルが磨かれないというケースも珍しくありません。
そんな時、ブログやウェブ制作を副業として取り組んでいたらどうでしょう。
多少のITスキルが磨かれると思いませんか?
ましてやプログラミングを使って副業をしていたら、本業で培う知識やスキルよりも格段とITスキルは磨かれるはずです。
他にも汎用性の高いスキルはマーケティングスキルやライティングスキルです。
これらのスキルを磨くには、個人でサイトを立ち上げて商品やサービスを売っていくと良いでしょう。
僕の場合、ブログを自分で立ち上げてどうやったらアクセスが伸びるのかを研究してやっていった時にマーケティングスキルやライティングスキルが磨かれていきました。
アルバイトだとスキルアップには繋がりにくいのでオススメしません。
ビジネス嗅覚が磨かれる
中小企業やベンチャーは除いて、新入社員の場合だと1~3年くらいは育成の期間として様子を見ている会社が多いです。
ですので、あまり大きな仕事は任せられませんし、案件の全責任を負うこともありません。
すると、ビジネス嗅覚が養われにくいんですよね。
数年経って、いざ責任感のある仕事をしようとしても、どうすればいいのか分からないという事態に陥りかねません。
それに対して副業は全て自分が責任を負います。
好きなことで副業をしていても、部分的に嫌な事もやらなければ仕事になりませんので、否応でもビジネススキルは磨かれていきます。
仕事を受注したり、見つけ出すことから、集客、販売といったスキルは本業にも役立っていくことでしょう。
僕は入社1年目の時に、マルチレベルマーケティングをやってみて営業スキルやビジネスの空気感を学べましたね。
新入社員・新人が副業する上で気をつけるべき点
副業は収入が増えるだけでなく、精神的余裕や本業への良い影響があるといった側面も紹介してきました。
副業をやらない手はないのですが、副業をする上で気をつけるべき点があります。
本業以外の時間で副業しよう
副業は本業以外の時間で行うようにしましょう。
本業の就業時間に副業をしていたら印象が悪いです。
就業時間中は本業の仕事を覚えることに専念すべきです。
会社独自のサービスやルールはネットで調べても出てきませんので、就業時間に全部覚えてやるといった気合いを持ってください。
本業に支障が出ないようにする
副業を頑張りすぎて体調を崩してしまったら元も子もありません。
体調不良で会社を休んでしまったら、会社の人間にも迷惑をかけてしまいます。
睡眠時間を極端に削ったり、食事を取らないで仕事をすることがないようにしましょう。
また、副業のことが頭いっぱいになって、就業時間中に心ここにあらず状態にならないように気をつけてください。
本業の競合となるビジネスは避ける
会社で副業を禁止しているようなところは、競合となることを恐れているケースもよくあります。
副業が上手く行き過ぎて、会社の利益が下がったとなったら会社側としたら困ってしまいますよね。
今の会社を続けながら副業をしたいというなら、本業の競合となるビジネスは避けるようにしましょう。
どうしても競合となってしまう副業をしたいのであれば、会社を辞める覚悟を持ってくださいね。
経理などの担当者に副業申請は出すべきだが、必要以上に他言しない
最近は副業に対して寛容な会社も増えてきたので、事前申請すれば副業OKというケースが多くなってきました。
会社側も社員の事を思って副業を解禁しているので、副業を始める際には会社に相談や報告することが筋ですね。
まだビジネス嗅覚が磨かれていない新入社員ですと、これからやろうとしている副業が会社の業務と競合しているかどうかも分からないので、一報入れることで視野が広がるかもしれません。
ただ、副業していることは窓口でない人には他言しない方がいいでしょう。
人は稼いでいる人に対して妬みや嫉妬を覚えるものです。
妬み・嫉妬の対象になると本業にも支障が出てくるので、あくまでも経理などの窓口担当の人だけに副業をする旨を伝えるようにしてください。
一定の所得を超えたら確定申告をしよう
副業が上手くいって一定の所得を超えたら確定申告をしなければなりません。
確定申告とは、ご自身の所得を計算し税務署に納税額を自己申告する作業のことを言います。
会社員ですと、副業の収入が年に20万円以上を超えてくると確定申告の義務が生じてきます。
所得は、売り上げから経費を引いた金額となります。
20万円を超えていなければ確定申告は不要ですが、継続していればすぐにこの金額は超えてくるので確定申告があるっていう事は頭に入れておきましょう。
新入社員・新人が副業で成果を出すためのコツ
副業とはいえ、ビジネスですので片手間では上手くいきません。
それなりの努力と投資が必要となることを覚悟しておきましょう。
副業で成果を出すためにはコツがあるので、紹介していきます。
時間の捻出
副業をやりたいと口では言っていても
「忙しい」
「時間がない」
という言い訳がワースト1位となり、結局あきらめてしまうというケースが大半です。
いくらやる気があっても時間を確保できなければ副業はできません。
でも、時間は誰にでも1日24時間与えられていて、どんなに忙しくても副業で成果を出す人はいます。
時間がないと思っている人はどこかで無駄な時間を過ごしているはずです。
1日の自分の行動を紙に書き出して、副業できる時間がないのか把握してみましょう。
1日あたり2時間でも作業できる時間があれば、全然作業できますよ。
チリも積もれば山となりますので、2時間の作業を毎日続けていくようにしましょう。
あとは電車の移動時間やトイレ、昼休みの時間を有効活用し、スマホでできる作業は済ませておくようにしておくこともできますよね。
本業の就業時間外は本業のつもりでやる
どうしても『副業』というワードから、本業の二の次といった感覚になり、作業がおざなりになってしまうことがあります。
どんなビジネスでもそうですが、ゼロから始めようと思ったら初めはコミットしなければなりません。
副業とはいえ、成果が出るまでは本業のつもりで一生懸命取り組んでください。
真剣に取り組まなければ成果が出ないだけでなく、スキルも磨かれませんので時間の無駄になってしまいます。
どうせやるなら結果にコミットできるまで愚直にやっていきましょう。
最低でも半年は継続
意気揚々と副業を始めたとしてもなかなか成果は発生しないもの。
作業量に見合わない報酬を見て愕然とする人も多いことでしょう。
中には「割に合わない」といって辞めてしまう人もいます。
サラリーマン思考だと新しいビジネスを始めようとしてもなかなか上手くいかないものです。
副業で人気があるのがネットビジネスですが、経営者マインドを持たないと成果は出にくいです。
こちらの記事ではネットビジネスで諦めてしまう人の特徴を解説しているのでマインドセットをしっかり構築するようにしましょう。
ゼロベースからのスタートですと、成果が出るまでライムラグがあるので、最低でも半年は毎日作業するようにしましょう。
半年やると、知識やノウハウが身についてきて、ビジネス嗅覚も磨かれてきます。
ここからがスタートと思ったほうがいいですね。
分析と改善が必須
成果を出すためには必ず分析と改善が必要です。
分析するためにはデータが必要なので、始めは多くの作業量をこなしましょう。
自分が作業してきたデータを見直して分析と改善をしていくのです。
愚直に作業することは必要なことなのですが、成果が出ない方法で作業しても進歩はありません。
初めはしょぼくても少しずつ改善していけば、いずれ大きな成果を出すようになっています。
失敗を恐れずにトライアンドエラーの精神で行動していってください。
新入社員の副業にバイトは勧められない
新入社員の副業として、アルバイトはあまりおすすめできません。
2つの理由があります。
- スキマ時間で働けない
- 特別なスキルが身につかない
飲食業や引っ越しなどのアルバイトだと時給制なので、まとまった時間を確保しなければお金が発生しないからです。
これだとスキマ時間に働くことができません。
本業で日中8時間ほど働いたあとに別途3~5時間ぶっ通しで働くのはかなり過酷ですよね。
一般的な会社だったら9時に出社して18時に退社をします。
そうなると、アルバイトができる時間といえば、朝の時間帯か夜の時間帯しかありません。
朝だったら早朝の新聞配達とかコンビニといった限られたものしかないですし、夜だったら水商売とかホストとかその辺が思い浮かびます。
夜の商売は朝方まで続きますから体力が持ちません!
しかも、アルバイトだったら特別なスキルを必要としないので、たくさん働いたからといってスキルが身につくわけではありません。
新入社員は本業で覚えることがたくさんあるので、アルバイトに時間を割く時間はほとんどとれないでしょう。
健康も時間も削られてしまうので、絶対に副業としてアルバイトを選ぶのはやめてくださいね。
新入社員・新人にオススメの本
僕が新入社員の時にお世話になった本は「入社1年目の教科書」です。
有名な本ですよね。
ビジネスマナーというよりは、会社で働くための心構えを学べる本でした。
経営していく上でも非常に大切なエッセンスもありましたので、オススメいたします。
副業を勧めてきましたが、まずはこの本を読んで本業でも成果を出せるように頑張ってみてはいかがでしょうか。
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まとめ:新入社員は副業してスキルアップしよう
会社側も新入社員は即戦力にならないことは知っているので、数年は投資のつもりで給料を支給しています。その間にもスキルアップしなければなりません。ただ、会社だけの業務をこなしていてはなかなかスキルアップはしないものです。
副業でスキルアップを図りながら、会社にも貢献できるようにしておきましょう。もし会社が性に合わないと感じたら独立できるようにも準備しておくのも手ですね。それと新入社員が副業をやるなら断然ブログがおすすめです。
匿名でもでき、初期投資もほぼかからないので、ネットビジネスの初めのとっかかりにはもってこいです。
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