どうも、尾野寺です^^
僕は生粋の野球好きなので、野球観戦はもちろんのこと野球に関するテレビ番組のチェックもしています。
年始にはTV番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」内の目玉コーナー「リアル野球盤」を楽しみにしている方々は多いと思います。
僕もその一人ですw
リアル野球盤とは、プロ野球選手チームとお笑い芸人チームが実際に野球盤の選手になって対決する企画のこと。
プロ野球選手チームは毎年シーズン中に活躍した選手が呼ばれるのですが、ここ近年レギュラーかのようになった選手がいます。
それは北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士さんです。
杉谷拳士さんはコミカルな動きや芸人顔負けのボケをかますスタイルから「野球のうまい芸人」とまで巷では言われています。
野球に詳しくなくても杉谷拳士さんの事を知っている人は多いのではないでしょうか。
杉谷拳士さんがなぜこんなにも人気があるのか考察したことをこちらの記事ではまとめていきたいと思います。
【動画】杉谷拳士が人気の理由から学ぶキャリアの作り方と投資すべきキャリア
杉谷拳士の野球の実力と面白さ
まず、杉谷拳士さんの野球の実力、面白さについて振り返って考察して見たいと思います。
ここでは
- 野球の実力はプロ野球選手の平均以上なのか
- 本当に芸人より面白いのか
について掘り下げていきます。
野球の実力
杉谷拳士さんの野球の活躍はあまり目立ちませんが、実はそこそこ良い成績を残せている選手なのです。
こちらが杉谷拳士さんのプロでの成績となります。
引用:NPB公式
2017年は調子を落としていましたが、この年を除くとあまり調子の波があるようなタイプではありません。
比較的安定した成績を残してきました。
これだけだと分かりづらいと思うので、定量的に杉谷拳士さんの野球の実力を見るために平均的な選手と成績を比較してみました。
2019年の平均打率は.252で規定打席を満たしつつもこの成績に近い選手は、阪神タイガースの梅野隆太郎選手でした。
なので、梅野隆太郎選手の成績と比較してみます。
主な打撃成績で日ハムチーム成績と比較してみると下記の通りです。
杉谷拳士 | 梅野隆太郎 | NPB最高記録 | |
通算打率 | .222 | .233 | .326 |
シーズン最高打点 | 12 | 59 | 161 |
シーズン最高本塁打 | 4 | 9 | 60 |
成績を見る限り、杉谷拳士さんの野球の実力はスタメン選手の中での平均よりは劣ることが分かると思います。
ですが、プロ野球選手全体で見たら明らかに平均以上の実力を持っていないと試合にも出れませんから野球のレベルが高いのは間違いありません。
面白いだけの野球選手というイメージが先行していますが、野球の実力もスター級ではないもののプロの世界でも通用する実力は保っているのです。
芸人級に面白い?
続いて、杉谷拳士さんのおもしろさについて考察します。
結論から言うと、杉谷拳士さんは確かに面白いです!
面白いのは確かなのですがあくまで野球選手というステータスがあるから面白いという認識を持たれているのだと感じます。
実際、記者会見で受けを狙ったコメントを発した時には滑っているケースがほとんど(笑)
それが逆に面白いんですけどね。
ですがもし、お笑い芸人が受けを狙おうとして滑り倒してしまったら、見ている人からすれば興ざめですよね。
杉谷拳士さんは別にお笑い芸人ではないので滑ったとしても致命的にはならないので問題ありませんが、よく「芸人より面白い」と杉谷拳士さんのお笑いレベルを買いかぶる評価が見られます。
ですが、もし杉谷拳士さんがお笑い芸人と同じ土俵に立ったら芸人よりは面白くはないと思います。
あくまで野球選手という肩書きがある状態でボケをかますから面白いのです。
杉谷拳士が人気の理由
メディアに出ている杉谷拳士さんを見る限り、どんな事でも器用にできるタイプの人間なのだと感じます。
杉谷拳士さんの場合、いくつかの能力を人並み以上で体得しています。
野球、お笑いをとってもプロのトップ層にはかなわないにしても平均以上の実力を持っているのです。
野球に関して言うとスイッチヒッター(右も左も打てる人)ですし、内外野全てのポジションを守れるバイタリティを持ち合わせています。
毎年、年始に放送されているリアル野球盤でも野球選手とは思えないほどのリアクションやネタを披露しているので、どんなことでも器用にこなせるのでしょう。
また、ファンを楽しませるために試合前のバッティング練習の際にはウグイス嬢にいじってもらう演出もしていました。
このことからお笑いにも力を入れているのは分かりますよね。
野球選手という軸を持ちながらお笑いにも力を入れているスタイルを確立していますが、このいくつかのスキルを組み合わせることを、「掛け合わせの法則」と呼んでいます。
杉谷拳士はこの掛け合わせの法則をうまく使っているからTV番組にも呼ばれ、人気を博しているだと考察できます。
この掛け合わせの法則はビジネスにおいて3つ持つと成功しやすいと言われています。
100人に1人のスキルを3つ作れば100万分の1
僕は"掛け合わせの法則"と呼んでいますが、元となる話はリクルート出身の藤原和博さんが提唱した
「3つのキャリアの掛け算」
から来ています。
3つのキャリアの掛け算とは、100人に1人の希少性を獲得したキャリアを3つかけ合わせることで100万人の1人の存在になれるという考えです。
単純に100人分の1を3つ掛けたら100万分の1になることからこの考えを公にしました。
100万人の中の一人の人材と考えたら相当、市場価値が高いことは分かると思います。
ですが、100分の1のキャリアを積むのが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
100人に1人の人材になるための必要な時間も藤原和博さんは述べていて、その分野に1万時間を投入すれば100人に1人のキャリアを獲得できるとしています。
毎日8時間、一つの分野に365日投資したら約3年で体得できる計算になります。
このペースで100万分の1人の人材になろうとしたら、9年必要ということですね。
これを長いと思うか短いと思うかは人によると思いますが、個人的には10年で100万分の1の存在になれると思ったら希望が湧いてきました。
ぜひあなたも10年計画で100万分の1の人材を目指してみてはいかがでしょうか。
情報発信者は3つの得意分野を持つべき
情報発信者は一つの事で飛び抜けた実績を出したら、他の分野にも挑戦して平均以上の実力を身につけるべきです。
情報発信者は他の人から見て魅力を感じる人材にならなければならないのですが、人間の心理的に1つの軸を持った上でいくつかの得意分野を持っていると魅力的に見られる傾向があります。
僕も情報発信者として活動しており、まだまだ訓練中ですが
- ブログ
- 音楽
- スポーツ
こういった分野を磨いています。
「あの人、ブログで稼げるうえに音楽もできるんだ~」
と思ったらなんとなくすごい人だと思いませんか?
ブログだけだと、ブログ初心者の人からするととっつきにくい存在だと思いかねません。
マルチスキルを身につけておくと、情報発信者にはファンはつきやすいです。
なので情報発信者は複数のキャリアを身につけておくといいですよ。
ですが、一つの分野でやり抜いていないのに他の分野に手を出すのはご法度です。
中途半端になって結局何もスキルが身についていないという事態に陥るので。
一つの分野で飛び抜けたら次の分野に着手する手順を踏みましょう。
まとめ
- 掛け合わせの法則を使うと希少性の高い人材になる
- 100人に1人のキャリアを3つ掛け合わせると100万人分の1人
- 情報発信者はマルチスキルを体得するとファンがつきやすい
杉谷拳士さんの人気の秘訣からビジネスの成功の秘訣のお話をしてきました。
掛け合わせの法則は自分にはスキルがないと自信のない人でも努力と時間だけで希少性の高い人材になれるという考え方なのでとても希望的ですよね。
新たなキャリアに挑戦したいという方はぜひこの掛け合わせの法則を念頭においてビジネスに着手してください。
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