どうも、尾野寺です^^
落ち込みやすい性格で悩んでいる人は多いと思います。
かくいう僕も落ち込みやすい性格だったので、どうやったら落ち込まなくなるのか試行錯誤して、今ではあまり落ち込むことは無くなりました。
落ち込みやすいとあまり良い事はありません。
人からも
「え?そんなことで落ち込むの?」
と思われて、めんどくさい人だと思われたりもしますからね^^;
おそらく、落ち込みやすかった時期の僕は他の人からそのように思われていたかもしれませんね笑
こちらの記事では落ち込みやすい人の特徴や克服方法についてまとめていきます。
なぜ人は落ち込むのか
そもそも、なぜ人間の脳には「落ち込む」という機能がついているのかっていう話です。
それは、自分の命の危機を回避するためです。
落ち込む事と不安に駆られる事はセットになっていて、人類は不安を感じやすい先祖がいたからこそ生き残ってきました。
不安を覚えるということは、
「突然、野獣が襲ってきたらどうしよう」
と考えて、野獣と鉢合わせた時にでも対処できるように武器などを備えておきます。
もし、楽天的に考えて
「ま、なんとかなるっしょ」
と、何も備えていなかったら、いざライオンに襲われた時に一瞬で殺されてしまいます。
生命の危機を回避するために、不安感を持って人類は生きながらえてきたので、現代の人間も落ち込みやすくなっているのです。
また、人間には無気力を学習するという機能も持っていて、頑張っても報われないところにはリソースを割かない傾向があります。
ハーバード大学の2割以上の学生はうつ病になるという統計があるのですが、これは、入学してからいくら勉強しても成績が上がらない現実を見て、無気力になっていく状況があるようです。
人生という時間も有限ですから、意味のあるところに時間は使いたいですよね。
無気力は落ち込む状態と似ています。
落ち込むことで、無駄になることを避けるという機能が働いているのだと考えられています。
落ち込みやすい人の特徴5選
人類は落ち込みやすい性格を持ち合わせていたことで生命の危機を回避してきましたが、現代社会において生命の危機に直面することはよっぽどのことが無い限りありませんよねw
普段から落ち込んでいると良いことはあまり無いので、落ち込みにくいことにこしたことはありません!
落ち込みやすい人には特徴があるので、当てはまると思ったら改善に努めてくださいね。
思い込みが激しい
落ち込みやすい人は総じて思い込みが激しいです。
例えば、合コンに誘われたとします。
でも予定が合わなくて断った時に、思い込みが激しい人はこう考えます。
「合コンを断ってしまったから、嫌われてしまったんじゃないか?」
「もう誘われないんじゃないか?」
誰もそんな事思わんって!笑
もし、思っていたとしたら付き合うべき相手じゃないですからね。
深読みしすぎて、誰もそんな事思っていないにどんどん自分でネガティブに考えてしまいます。
なので、人とコミュニケーションをしている時でも噛み合わなかったりもします。
思い込みが激しい人は、もし自分が相手の立場だったらどのように感じるだろうという意識を持つとフラットに見れるようになりますよ。
別に合コンの誘いを断られたからといって相手の事を嫌いになりませんよねw
プライドが高い
落ち込みやすい事はむしろプライドは無いんじゃないかと思われますが、逆です。
プライドが高いと落ち込みやすくなります。
なぜなら、無駄にプライドの高い人は自分自身を過大評価しているので、できない事があったり、他人よりも劣ると感じたら、プライドが傷つくからです。
例えば、自分は勉強ができるという認識を持っていて、1000人規模の学校の成績で1位をとっていたとします。
ところがある日、いきなり10位まで順位が落ちてしまいました。
こうなると、落ち込んでしまうと思いませんか?
ですが、この順位は1000人いる中のランキングなので、10位でも全然頭の良い部類です。
プライドが高いと
「くそ~、こんなに順位が下がってしまった!」
と、悔しさむき出しにして、感情が揺れ動きます。
感情が大きく動くということは、ポジティブな方面だけでなく、ネガティブな方面にも動きやすいということなので、落ち込みやすくなるのです。
プライドが低い人だと順位が下がったとしても、そこまで落ち込まずに
「あ~、下がったか。次はもう少し頑張るかな」
とある意味、他人事のように捉えるので、感情の浮き沈みも小さいです。
プライドの低いほうが、楽に生きれると思いませんか。
自己肯定感が低い
自分に自信が無いと落ち込みやすくなります。
自分に自信が無いと、人からのアドバイスも素直に聞けません。
なぜなら
「他の人はできるけど、自分がやってもどうせ…」
といった考えが先行するからです。
自己肯定感が低いと自分だけでなく、周りの人の気分を悪くしてしまいかねません。
よく、謙虚と自己卑下を混同している人も見受けられますが、全く別物です。
謙虚は自分の能力はまだまだだと思って、向上心を持って努力しますが、
自己卑下は自分の能力を見限って、行動に移しません。
行動に移さないといつまで経っても自信は湧いてこないので、自信をつけるための行動だとわりきって一歩目を踏み出してみましょう。
自分のレベルを把握していない
自分のレベルを把握していないと、現実とのズレが生じて落ち込みやすくなります。
特に、笑いをとる場面では顕著に表れます。
自分のキャラをわきまえていないと、自分では面白いことを言ったと思っても、そんなこと言うキャラじゃないだろうと周りから思われてしまってはすべってしまいます。
例えば、自分では爽やかなキャラだと思われていると認識していても、周りからはおちゃめなキャラだと思われているかもしれません。
自分が自分を見る目と、他人が自分を見る目が一致してこそ、噛み合います。
自分を客観的に見る訓練が必要ですね。
他人と比較する
他人と比較すると、自分が劣っているように思えて落ち込みます。
かと言って他人のことを一切見てはいけないということではありません。
むしろ自分よりできている人を見ないとどれくらいの努力をしないといけないのか見えてきませんからね。
他人と比較する時は、感情ベースではなく、数字ベースで見るといいですね。
一切の感情は置いといて、目標値を決める材料として他人と比較するようにしましょう。
落ち込みやすい性格を克服する方法5選
落ち込みやすい性格を克服する方法を5つ紹介していきます。
考えている事を俯瞰する
自分が考えていることを俯瞰するといいです。
そのために有効な方法としては、紙とペンを使って、考えている事をひたすら書き出すということです。
自己投影とも言ったりしますが、自分の考えを紙に書き出すことで、客観的に自分自身を見ることができるようになってきます。
1日30分、この時間をとるだけでもかなり落ち込みにくくなりますよ。
どういった時に落ち込みやすくなるのかなどの思考パターンを発見でき、対処法も思いつくようになるので。
過去頑張ってきたことを思い出す
落ち込んでいる時は過去に頑張ってきたことを思い出すと、気分が回復します。
学生時代の部活を頑張ってきた、ビジネスで生活費を稼いだ、受験勉強を頑張って第一志望に合格した、といった事を思い出すと落ち込みの感情が無くなってきます。
どんなに小さなことでも大丈夫です。
例えば、毎日料理をしている、家賃を毎月払っている、子供にご飯を食べさせているなどですね。
当然のことのように思えますが、大変なことでも続けられていることは素晴らしいことです。
逆に何かの目標を達成したい時には、理想とする姿を思い浮かべると達成率が上がったというデータもあるので、ぜひ使い分けてみてください。
この内容はこちらの本の一部からのものです。
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他にもたくさんお得な情報が詰まっているので興味のある方はこの本を手にとってみてはいかがでしょうか。
人生作品思考を持つ
自分の人生を映画や漫画の作品だととらえるといいですよ。
面白い作品ほど、主人公の紆余曲折があるものです。
何もかもがうまくいって、順風満帆なストーリーだと面白くないですよね。
現在、不遇な境遇に見舞われていたとしても、これは自分の人生を面白くするための伏線なのだと考えると、頑張れるようになれます。
例えば、自分の悪口を言ってきたり、邪魔してきたりする人がいたとします。
映画でいうと、完全にモブキャラですよね。
主人公はモブキャラに対して、いちいち構ってあげることなどしません。
ひたすら目的や夢を叶えるために自分のすべきことをしていきます。
人生も同じです。
あなたの人生は紛れもなく、あなたが主人公なので、良い作品にするための思考を持つようにしましょう。
体を鍛える
落ち込みやすいなら体を鍛えると良いです。
運動をすると、血液が全身を循環して、体が軽くなるだけでなく、頭もスッキリします。
軽い運動をするだけでも効果はありますが、個人的には筋トレをオススメします。
筋肉がつくことで生物的な強さを手に入れることができ、自信に繋がるからです。
自信が出てくると、人からの信頼も得やすいので人生が好転しますよ。
落ち込みやすい性格を長所に転換する
落ち込みやすい性格の持ち主は、他の人にはない長所を持っています。
長所と捉えることができれば、無駄に落ち込むことも無くなるので、強みを活かすところにエネルギーを注いでみてはいかがでしょうか?
想像力が豊か
落ち込みやすい性格の特徴として、思い込みが激しいという事を挙げました。
言い方を換えると、想像力が豊かとも捉えることができます。
だって、一つの出来事からあらゆることを思いつくんですよ!!(どんなに卑屈なことであっても。)
これって凄い才能だと思いませんか?
クリエイティビティが必要とされることには強みを発揮するかもしれませんね。
例えば、動画投稿とか企画とか芸術とかですね。
感受性が強い
落ち込みやすい人は人の痛みがわかり、気持ちに寄り添って上げる能力が高いです。
ですので、教えることが向いているといえるでしょう。
ビジネスに活かしたいのでしたら、実績を出した分野のコンサルをすると活かされる可能性が高いです。
時には相談に乗ってあげてもいいですね。
優しい
優しいと他人から絡みやすいという印象を持たれやすくなります。
接しやすい人と思われれば、連絡を密にとれますし、些細なミスも少なくなります。
ただ気をつけなければいけないのは、優しいだけだとなめられてしまうということです。
僕も以前はよくなめられることが多かったのですが、自信をつけて堂々と振る舞うように意識したら、なめられるケースが激減しました。
落ち込みやすい人は元々優しい性格を持っているので、自信さえつければ、人からの信頼は得やすく慕われやすくなりますよ。
まとめ
落ち込みやすい人の特徴や克服方法について解説してきました。
また、長所についても紹介しましたが、あくまでも落ち込むことを克服した場合に発揮されるものです。
ですので、落ち込みがちという方は、克服するところからチャレンジしていってくださいね。
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